not-crack-up

とりあえず、心の中に浮んだ言葉をカタチにしてみよう。
この胸に疼くモヤモヤも、少しは晴れるかもしれないし。
湧き出してくる言葉は、モザイクがないと発せられない。
この胸を切り刻んでみせようか、無言で堕ちていく心に。

純真無垢な、かわいい娘は、屈託なく笑う男に恋をした。
その男は、純白のドレスを着た女性が好きだ。と言った。
彼女は、純白のドレスを身に纏い、
恋する男のもとに向かった、たとえ、すべてを捨てても。

彼女は、その男の前に立ち、言った。

「私はあなたを愛しています。誰よりも、心のままに。」

だけど、屈託なく笑う男は、純真無垢な、かわいい娘に、言った、

「僕は純白のドレスより、真紅のドレスを着た人が好きなんだ。」

彼女は、男の腰にある短剣を奪い、
自らの胸に突き刺した、噴出す真っ赤な血で、
純白のドレスは真紅に染まっていった。

そして、彼女はこう言った。

「これで私を愛してくれますね・・・。」

喜びと歓喜に満ち溢れた、光、それは愛。
だが、暗闇の中で手招きしながら微笑む。
それは、愛という名の狂喜。

光あるところに闇はあり、この世を狂わせるものは
光を愛しすぎて、憎むことしか出来なくなった世界。

心に浮ぶ言葉は darkness でも、それは闇ではなく、無知なる故

消すことの出来ない、己の過ち

狂ってやしないさ、俺は冷静さ・・・。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索