3月21日の日記
2004年3月21日『解放』
大きく 大きく手を広げて 何も零さないようにと
大きく 大きく声を響かせ 遠いところまで届けと
祈りつづける 合わされたその手の中には
決して失ってはいけないものが入っている
失いたくないから 小さく 小さく包みこんだ
窮屈につめすぎて 小さく萎んでしまいそうだ
「帰る場所を探しているんです。」という旅人が
私の合わされた手を見てこう言った
「もうそろそろ、手を開いてみてはどうですか?
今のあなたの心は きっとその手の中。
窮屈に思うなら、それはその合わされた手を広げて
すべてを解き放つ時が来たのではありませんか?」と・・・
大きく 大きく手を広げて 何も零さないようにと
大きく 大きく声を響かせ 遠いところまで届けと
祈りつづける 合わされたその手の中には
きっと 明日を生きる 灯が眠っている
大きく 大きく手を広げて 大きな空を感じようと
大きく 大きく声を響かせ 君が振り向いてくれると
祈りつづける 合わされたその手の中には
きっと 明日を生きる 灯が眠っている
きっと 明日を生きる 灯が眠っている・・・
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