毎日毎日、君に手紙を書いているんだけど、何故か出せないままでいる。
何かと世の中、回るのが早くて、昨日書いたものが、今朝にはもう白けて映るんだ。
急いで君に伝えたいことがあるわけじゃないし、君が元気なのを僕は知っている。
ただ、こうして便箋にペンを泳がせ、
行間でお茶を入れては、日々の生活の隙間を埋めている。
生きているから時間が過ぎていくのか、
時間をつぶすために生きているのか、時々それが判らなくなる。

たまぁに人の顔が動物に見える時はないかい?
先日、飲み屋の客すべてが色んな動物に見えてきたんだ。
そこはもう鳥獣戯画の宴のよう。
気味が悪くて、直ぐ部屋に帰ったんだけど、
鏡に映る自分の顔を見て、やけにフケてきたなぁって思ったよ。
猜疑心と達観の間で、妙な顔色をしている。
人を傷つけた分だけ心が濁っていくのが、よく判るんだ。
ところで、嘘を吐いた時ほど寝付けない夜はないけど、
眠れない夜こそ自分に素直になれるってのも、おかしな話だよね。

THE BOOM 「手紙」より抜粋。


久しぶりにこのCDを見てふっとそう思った。
今の俺の心境にぴったりの言葉だなぁと感じている。
12日はもうすぐだからMAIL文考えなきゃならないんだけど、
思うように言葉を紡げるわけじゃない。
それより、言葉を紡いだって、何が出来るわけでもない。
そうなのだ、言葉を紡ぐにしても、
その言葉をいったいどんなカタチにしたいか
想像できなければ意味がないのじゃないだろうか?
カタチ…私は結局、いつもそうなのだ、誰かといる自分を想像できない。
いつもひとり、家族がいる、友達がいる、そういうことじゃない、わかるだろ?
ひとり、その意味。

まぁ、そんな感じで日々過ぎている、しかし、言葉を紡ぐか…な。

僕は本当はどうしたいんだろう?


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